「辞めます」が最強カードになる職場

「辞めます」が最強カードになる職場――板挟みの管理職を救う「和」の力


「何かというと、すぐに辞めますって言ってくるんですよ」

これは先日、500名規模の企業でお聞きした、中間管理職の方の切実な一言です。

注意するたびに「辞めます」と返される。
その繰り返しに、現場はじわじわと疲弊していきます。

実際、調査では20代の約半数が転職を検討しており、退職代行サービスの利用も急増。
もはや対話を放棄することが、若手にとって”当たり前の選択肢”になりつつあります。


なぜ、帰属意識は育たないのか

特に深刻なのが、大企業です。経営トップとの距離が遠いほど、社員は組織への「つながり」を実感しにくくなります。一方、小規模な企業では、トップの熱量や想いが直接届くぶん、組織との絆が育まれやすい傾向があります。

規模が大きいほど、人は「歯車」になりやすい。それが、安易な離脱を生む土壌になっているのかもしれません。


「和」とは、仲良くすることではない

聖徳太子が説いた「和を以て貴しとなす」。
これは単なる仲良しを求める言葉ではありません。
「納得するまで議論し、道理を尽くすこと」の尊さを伝えています。

上と下の板挟みになりながら、それでも対話を諦めず、異なる価値観を繋ごうとする管理職の皆さんの姿は、まさにこの「和」の体現です。その忍耐と誠実さが、組織を内側から支えています。


現場の「和」を、一緒に守りたい

「辞めます」の一言に、職場全体が萎縮してしまう状況は、決して正常ではありません。
しかし、その異常を正面から受け止め、踏ん張り続けている方がいる限り、組織は変われます。

職場の人間関係や組織風土にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。現場の「和」を取り戻すために、全力でサポートいたします。

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