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【社労士が解説】最低賃金の引上げと、106万円・130万円の壁対策
「年収の壁」という言葉をご存知でしょうか。 配偶者の扶養内でパートなどで働く人が、一定の年収額を超えると扶養を外れ、その結果収入が減る、という不思議な現象が起きてしまいます。その理由は扶養を外れたことで社会保険料の負担が生じ、手取りの収入... -
障害者雇用制度の見直しについて ~障害者雇用率も引き上げに~
政府は障害者の雇用についてさらなる質の向上を図るため、令和4年12月に「障害者の雇用の促進等に関する法律(以下、障害者雇用促進法)」を改正し、段階的に制度の見直しを進めていますが、このことは実際に障害者を雇用することになる企業側としては十分... -
自然災害時の休業手当支払いの有無とその判断基準について
2024年4月3日、台湾で地震が起こりました。災害は、どこでも起こり得ます。 先日、能登地震が起きた時、休業手当の有無についてまとめましたので、皆さんとシェアしたいと思います。 地震・台風・津波・大雪など、自然災害時の休業手当支払いの有無とその... -
「ビジネスケアラー」が増加中! 介護離職を防止せよ
「介護」は、突然にやってきます。企業が常日頃から、公的制度を活用した「介護離職を防止するための取り組み」などを策定することで「介護離職」を防止することができます。 ビジネスケアラーが増加中 対岸の岸では済まされません 2024.3.26.の日経新聞... -
企業と人を活かす「雇わない経営」とは ?社労士が考えるこれからの採用
毎年、採用にいくらのコストをかけているでしょうか。 人材不足が叫ばれる昨今、「お金をかけなくてはいい人を採用できない」という風潮が生まれています。しかし育成、定着に時間をかけ、休みや福利厚生を充実させても「急にいなくなる社員」は後を絶ちま... -
シフト制勤務にまつわるトラブル事例
Q. 私はスーパーマーケット(某企業のフランチャイズ店)の店長なのですが、少し前に採用したパートさんから、「シフト制で週4日勤務の雇用契約だったのに、週3日しか勤務に入れず、予定していた収入を得られなくて困っています。」と言われました... -
労働移動を円滑にするための退職金制度の見直し
Q. 退職金について、勤続年数が一定年数以下であれば支給しないというような、取り扱いは今後禁止になるという話を聞きましたが、それは本当でしょうか? A. お問い合わせ内容の回答までには少し経緯の説明が必要になりますので、順を追って説明して... -
社会保険の任意加入について
Q. 個人で事業所を経営していて、3名のフルタイム従業員がいます。このような小規模の事業所では社会保険に加入する義務はないものの、任意で加入することもできると認識しております。この任意で社会保険に加入する手続きなどについて教えてください... -
出張時の移動時間は労働時間になるのか?
Q. 弊社はメーカーなのですが、営業担当者には月に1、2回は遠方の得意先に出張してもらっています。弊社では、営業担当者の自宅または会社から得意先への移動時間とその逆の移動時間は労働時間にはしておりません。また、得意先の都合により月曜日の... -
雇用に関する助成金は社労士に依頼した方がいい理由
そもそも、雇用や労働環境の改善に直結する厚生労働省の助成金の代理申請は、社労士の独占業務です。 経営者や労務管理担当者が自ら申請を行うことも可能ですが、助成金申請には専門知識が必要かつ、失敗すると受給ができないこともあり得ます。今回は、社...