不必要な残業

2020年2月29日

業務の必要性がないにもかかわらず、不必要な早出出勤を繰り返す板前(対 従業員)

Y社:老舗の飲食店

調理担当F氏は、勤務年数が30年におよぶベテラン調理師で、調理の腕は確かであったが、困ったクセがあった。

必要もなく、朝早くに出社してきてタイムカードを押したあと、新聞を読み、ジュースを飲むなどして、業務外の時間を過ごす。経営者が何度注意してもなかなか改善しない。

残業代は支給していなかったが、早朝に打刻されたF氏のタイムカードは経営者の悩みの種であった。
経営者から直接当社に相談があり、以下の対応策を実施した。

本人に対し、
① 施設管理の面から不必要に速く出勤しないこと
② タイムカードは業務を始める前に押すこと
などを説明し、残業を許可制にした上で、残業時間が客観的に証明できる仕組みづくりを作った。

当事務所からのワンポイントアドバイス

  1. 変形労働時間制を活用し、労働時間の削減に努める
  2. タイムカードを打刻する社内ルールを明確化し、周知徹底する。
  3. 労働時間と休憩の境界をはっきりさせる。
  4. 残業を許可制にし、指示のない不必要な残業はさせない。もちろん黙示の指示にならないような配慮が必要。