なぜあの会社の支出は「資産」に変わるのか?
本日、新規の顧問先様とお話ししていて、ふと
「仕事を専門家に依頼すること」の本質について考えさせられました。
外部に委託すれば、当然社外にお金は出ていきます。
B/S上の現預金が減ることに、痛みを感じる経営者様もいるでしょう。
しかし、支払ったお金がそのまま「消滅」するのか、それとも「資産」として積み上がるのか。
その明暗を分けるのは、経営者の「視点」と「戦略的判断」に他なりません。
「専門家への報酬は、現金を減らすだけのコスト(費用)に過ぎない」
もしそうお考えであれば、それは組織の成長を止める大きな誤解かもしれません。
お金は消えない。別のエネルギーに「転換」されるだけ
自然界において物質が形を変えて循環するように、経営における支出もまた、本来は消えてなくなるわけではありません。支出を「現金を、より生産性の高い別のエネルギーへと交換するプロセス」と捉えるか否かです。
「外部の知恵」への転換:専門知識が組織へ流入し、自社のノウハウとして蓄積される。
「時間」の創出:社員を不慣れな実務から解放し、高付加価値なコア業務へ集中させる。
戦略的な判断基準を持つ企業において、報酬は目に見える「現金」から、目に見えない「資産」へと姿を変えます。
結果、B/S(貸借対照表)上の現金は減っても、その裏側では「見えない貯蓄」という名の資産が着実に積み上がっているのです。
コストか、資産か。その「境目」にあるもの
ただし、ただ丸投げするだけでは、支出は「資産」にならず単なる「コスト(浪費)」に逆戻りしてしまいます。
支出を資産に変えるための重要な条件。それは、
「何を専門家に委ね、何を社内に残すか」
という明確な線引きができているかどうかです。
「どの業務を切り出すことが、最大の生産性を生むのか」 この判断の境目こそが、次の一手の成否を分ける経営の本質と言えるでしょう。
御社の支出を「未来の資産」に変えるために
「わかってはいるけれど、自社の場合はどこから手をつければいいのか?」
「どの専門家に、何を依頼するのが最適なのか?」
そうお悩みであれば、ぜひ一度ご相談ください。 貴社の現状を整理し、支出を「未来の生産性」へと転換するための戦略的な切り分けを、一緒に考えさせていただきます。
