健康保険証に印字されるようになった2桁の枝番について
来年、令和3年(2021年)3月から、一定の手続きを行えば、マイナンバーカードを保険証(健康保険被保険者証)として利用できるようになりますが、それをシステム的に可能にするために、
保険証の交付を受けている個人ごとに2桁の枝番が付番され、その番号が保険証に印字されるようになっています。
今日はこの2桁の枝番についてのお話です。
この2桁の枝番を保険証の交付を受けている個人ごと、つまり、全国健康保険協会(協会けんぽ)と健康保険組合の健康保険であれば、被保険者とその被扶養者ごとということですが、個別に付番するのは、医療機関などにおいてその個人ごとに管理できるようにするためです。
この付番作業は、協会けんぽや各健康保険組合、また都道府県および市町村などすべての健康保険事業の保険者(運営主体)に求められており、それぞれで対応を進めています。
このため、2桁の枝番が保険証に印字される時期や、既に発行済みの保険証についても更新(差し替え)が行われるのかについては上記の保険者によって異なりますが、協会けんぽの場合には次の取り扱いになります。
・令和2年10月19日以降、新たに発行する保険証から2桁の枝番を印字する。
・令和2年10月18日以前に発行した保険証は従来どおり使用可とする。(更新なし)
なお、令和2年10月19日以降、協会けんぽが新たに発行する保険証のイメージは次のとおりです。
【出典】協会けんぽの健康保険証(被保険者証)のイメージ/全国健康保険協会(協会けんぽ)