【社労士が語る】 武士道に学ぶ、限りある時間の中での覚悟

喜入石油基地

社会保険労務士として20年以上、多くの企業の成長と課題に向き合ってきました。人生100年時代と言われる今、私も50代半ばを迎え、日々の時間の流れの速さを痛感しています。

「武士道は死ぬことと見つけたり」

武士道は死を覚悟して生きることの大切さを説いています。
これは、常に終わりを意識することで、今この瞬間に何をすべきかを見極める力になるのではないでしょうか。その選択を迫られたとき、死を恐れず腹をくくる精神が必要なのです。

今、本当に大切なことを見極める

人財育成や顧問先支援に取り組む中で「時間が足りない」という思いは常にあります。
職業人生の中で、社会に何を残せるのか、祈るような気持ちで日々を過ごしています。
全てのことに手を広げるのではなく、本当に大切なことに集中する覚悟が必要だと感じています。

覚悟が導く、本質的な生き方

死と時間の有限さを常に意識し、日々を過ごす。そして、自己を捨てる覚悟ができれば、かえって心は自由になり、本質的な仕事に打ち込めると武士道は教えています。

社会保険労務士としての本分を全うしつつ、私も時間の限りを受け入れ、社会への恩返しできることは何かを、考えていきたいと思っています。

写真は、鹿児島市喜入・ENEOS喜入基地(石油原油の中継基地)と大隅半島

喜入石油基地

組織の未来を見据え、今何をすべきかお悩みの経営者様へ。「武士道の覚悟」をヒントにご相談ください。

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