女性活躍の本質とは?
女性活躍の推進を政府が提唱するのは、「労働力不足」です。
働く人が足らないから、女性に働いてもらおう、という訳です。
「M字型カーブ」といって、
女性が妊娠出産を機に退職してしまい、
この間のキャリアが奪われることが、社会の損失だし、
労働力がたりないのだから、
そういうことをなるべく抑えるように、
「女性が働きやすい環境を作ろう」ということですね。
企業においても、「多様化」する価値観を受け入れられない企業は、
消費者視点においても従業員視点においても、
生き残れない時代になったのではないかと考えます。
よく、「女性の持てる感性や、視点を経営に活かしましょう」といいますが、
この「女性」という言い方に、私は、ほんの少しの反発を感じてしまいます。
正しくは、
「『様々な人間の』の感性や、視点を活かしましょう」
というべきなのでは…?と、思います。
男性でも、細やかな感性の人もいれば、
女性でも、おおざっぱな感性の人もいるわけで、
女性が特に優れてるとか、劣ってるとか
そういうことでもないと思うのですが…
(そんなことをいうと、「だから女はめんどくさいんだよ」とか、 言われそうです(笑))
御社の女性活躍を、取り巻く状況は、いかがでしょうか?
どんな人間でも、それぞれに応じた場所で、
様々な、ひかり方があったらいいと思います。
当事務所では、厚生労働省の女性活躍「えるぼし認定」をご支援しています。
「えるぼし認定」については、コラム「女性が活躍するための一般事業主行動計画の策定について」も参考にしてください。
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