専門性に潜む『悪い慣れ』の正体

「あ、これはよくあるケースだな…」
そう思った瞬間、顔が緩んでしまったことがあります。
しかし、相手にとっては、人生で初めての一大事だったかもしれません。


私たちの仕事は専門性が高く、そのことに誇りを持っています。
それは大きな強みです。

けれど、その専門性が長くなればなるほど、気づかないうちに「悪い意味の慣れ」が忍び込んでくる。

深刻なご相談を、どこかサラっと聞いてしまう。
専門用語を並べて、わかった気にさせてしまう。

初めて相談に来られた方の緊張や不安を、
私たちはちゃんと受け止められているでしょうか。


「良い意味の慣れ」は効率を生みます。
しかし「悪い意味の慣れ」は、相手を見えなくしてしまう

先日、当事務所の全体会議で、この失敗について職員と共有しました。


同じことは、皆様の組織にも起きているかもしれません。

ベテラン社員の顧客対応や、後輩・新人への接し方が、
いつの間にか事務的になっていないでしょうか。
社員の小さなSOSサインを、見逃していないでしょうか。


私たちが実践しているのは、たった一つの習慣です。
お客様と話す前に、

「この人は今どんな気持ちでここに来たか」
を一秒だけ想像する

それだけで、言葉の選び方も、聴き方も変わります


特別な制度もコストも必要ありません。
しかし続けることで、顧客対応の質、そして社内のコミュニケーションの質そのものが変わっていきます。多くの企業と伴走してきた中で、この「悪い慣れ」が離職やハラスメントの芽になっているケースを数多く見てきました。


貴社の職場にも、気づかぬうちに根付いた「慣れ」があるかもしれません。
組織の風土や社員対応の見直しは、外部の視点を入れることで新たな気づきが生まれます。
就業規則の見直しから社内コミュニケーションの改善まで、貴社の状況に合わせてサポートいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。

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