退職金の見直し、まず何と向き合うか
退職金の意味を、あなたはどう考えますか。
先日、顧問先から退職金のご相談をいただきました。
退職金の意味は、実は複雑です。
功労に対する報酬なのか。
給与の後払いなのか。
退職後の生活を支える補助なのか。
かつて標準だった仕組みも、低金利が続くなかで、以前のようには機能しにくくなりました。
けれど、これは退職金だけの話ではありません。
教育も、医療や介護も、社会保障も。かつての「正解」が、あちこちで問い直されている時代です。
その中で、経営者は新たな選択を迫られています。
職員さんのために、何をすべきなのか。
昔の標準は通用しない。でも、新しい答えも、一概には言えません。
だからこそ今、「考え直す」ことが必要だと私は考えています。
制度や商品の選択肢が多い中で、本当に職員さんのためになる形は何か。
その問いが、見直しの出発点です。
長い間多くの企業様のお手伝いをしてきましたが、
この問いに向き合った会社ほど、見直しが前に進みやすいと感じます。
答えが見えてくると、退職金規程や就業規則との整合性も、自然と整理されていきます。
退職金は、一度決めると長く続く制度です。
「いまのままでよいのだろうか」という小さな疑問の段階で、一度立ち止まってみてください。
「何から考えればよいかわからない」という段階でも構いません。
社労士として、現場の声を聞いてきた立場から、貴社にとっての「退職金の意味」を整理するところから、一緒にお手伝いします。
