性善説? 性悪説?
あなたは、自分の職員をどちらで考えますか?
「性善説」? 「性悪説」?
前回のブログで、わたくしは、自社の職員を「性善説」でとらえる、と、記載しました。
前回のブログはこちら
しかし、わたくしは、社会保険労務士です。
社会保険労務士は、あるときは、様々なトラブルの中に身を置くものです。
主には、経営者と従業員の間のトラブル、もしくは、従業員間のトラブルです。
そして、たまには、経営者の親族間のトラブルの相談に乗ることもあります。
社労士の業務の中のひとつには、『就業規則』があります。
就業規則は、職場の規律をルール化し、組織の健全性を守るためのものです。
ルール違反がでないように、様々な「服務規律」を定めます。
…つまりは、性悪説に立っていると、いまえます。
でも、わたくしは、自分の事務所の職員を、性善説でみている。
つまり、そこには、矛盾があるように見えます。
人間は、常に白か黒かではないと思います。
天使と悪魔が同時に住むものではないでしょうか?
兄弟で、父親から譲られた株を50%ずつ、持っているという方がいました。
兄弟で、うまく事業を運営していたのですが、
あるとき、関係がこじれてしまい、けんか別れしてしまいました。
株は50%ずつ保有しています。
これでは、どうしようもありません。
その会社は、休業状態に陥りました。
最初から、万が一のトラブルを想定し、
トラブルにならないように、様々なことを、防衛していくこと「リスク管理」こそ、重要なのではないかと感じるところです。 企業が健全に機能し、経営者も含めた組織の人間が活躍できるのではないでしょうか?
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