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【社労士が見た】失われた「繋がり」の代償。疲弊する労働現場のリアル
かつての日本社会は、村落共同体(ムラ)や家族制度(イエ)、地域コミュニティなど、様々な「共同体」によって支えられてきました。これらの共同体は相互扶助の仕組みを提供し、個人のアイデンティティを形成する基盤となっていました。 鹿児島の郷中教育... -
「切らない!」植木屋に学ぶ人財育成の知恵
もし、職場の中で、伸び悩む社員が「独活の大木」になってしまったら 社会保険労務士として日々様々な企業の相談に携わる中で、「問題のある職員を解雇したい」という相談を受けることがあります。しかし、そこに至るまでには、経営者側にも見直すべき点が... -
【新常識】「信頼」こそ最強の防御策!法的リスクを劇的に減らす組織運営とは?
なぜ今、「信頼」が法的リスク軽減の鍵となるのか 今の時代、企業が直面する法的リスクを軽減することはかつてないほど重要になっています。単に規則を厳しくするだけでは、職場の雰囲気を悪化させ、従業員のモチベーションを下げてしまうことがあります。... -
従業員の「自律的な成長」が組織を変える
従業員の「自律的な成長」が組織を変える~大転換期のほんの手前において~ 社会保険労務士として長年、多くの企業を見てきた経験から、組織が真に変革を遂げ、未来を切り拓くための鍵は、他でもない従業員一人ひとりの「自律的な成長」にあると確信してい... -
変革か淘汰か
成長したいのに、なぜ変われない? 私たちは常に「成長」を求めながらも、実際に変化することを恐れています。 そしてそのことに、私たちは気づいていないことがほとんどです。 心理学者ダニエル・カーネマンは、こう述べています。 「私たちは自分の無知... -
縁の妙を生きる
鹿児島市と指宿市で特定社会保険労務士をしている上岡ひとみです。 導きとしての出会い 出会いも別れも、すべては私たちへの導き。過去を悔やんだり未来を案じたりするよりも、今この瞬間に出会っている人々と真摯に向き合うことこそが、人生において最も... -
組織を形作る『言葉』の力
鹿児島市と指宿市で活動している特定社会保険労務士 上岡ひとみです。 組織は言葉によって形作られます 「言葉が紡ぐ組織の絆 ―言霊の重要性―」日々交わされる言葉が組織文化を育み、その空気感を醸成していきます。 「言霊」とは、言葉に宿る力のこと。 ... -
失敗が怖い?それでも立ち上がり続ける勇気
鹿児島市と指宿市で活動している特定社会保険労務士 上岡ひとみです。 「人生最大の栄光は、決して倒れないことではなく、倒れるたびに立ち上がることにある」―ネルソン・マンデラ 何度でも立ち上がる勇気。失敗は人生の一部であり、挑戦と復活の繰り返し... -
「採用」のために、労働時間と年間休日数を再構築する
「人が足りないんだ。」 毎日、聞かない日はありません。 看護師、保育士、介護士、整備士などなど、有資格者の採用は特に厳しいようです。 有資格者でなくても、飲食、宿泊、ドライバーなど、慢性的に人が不足している産業は山のようにあります。 2024年... -
「防衛的賃上げ」…でもね、ただ賃上げするだけでいいの?
「防衛的賃上げ」...でもね、ただ賃上げするだけでいいの?戦略的な視点が必要では?? 顧問先様とお話していると、儲かっていての賃上げではなく、大手企業が賃上げの余波をうけて、他社から引き抜かれないための「防衛的賃上げ」の話が多数出ます。 ある企...