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企業と人を活かす「雇わない経営」とは ?社労士が考えるこれからの採用
毎年、採用にいくらのコストをかけているでしょうか。 人材不足が叫ばれる昨今、「お金をかけなくてはいい人を採用できない」という風潮が生まれています。しかし育成、定着に時間をかけ、休みや福利厚生を充実させても「急にいなくなる社員」は後を絶ちま... -
シフト制勤務にまつわるトラブル事例
Q. 私はスーパーマーケット(某企業のフランチャイズ店)の店長なのですが、少し前に採用したパートさんから、「シフト制で週4日勤務の雇用契約だったのに、週3日しか勤務に入れず、予定していた収入を得られなくて困っています。」と言われました... -
労働移動を円滑にするための退職金制度の見直し
Q. 退職金について、勤続年数が一定年数以下であれば支給しないというような、取り扱いは今後禁止になるという話を聞きましたが、それは本当でしょうか? A. お問い合わせ内容の回答までには少し経緯の説明が必要になりますので、順を追って説明して... -
社会保険の任意加入について
Q. 個人で事業所を経営していて、3名のフルタイム従業員がいます。このような小規模の事業所では社会保険に加入する義務はないものの、任意で加入することもできると認識しております。この任意で社会保険に加入する手続きなどについて教えてください... -
出張時の移動時間は労働時間になるのか?
Q. 弊社はメーカーなのですが、営業担当者には月に1、2回は遠方の得意先に出張してもらっています。弊社では、営業担当者の自宅または会社から得意先への移動時間とその逆の移動時間は労働時間にはしておりません。また、得意先の都合により月曜日の... -
雇用に関する助成金は社労士に依頼した方がいい理由
そもそも、雇用や労働環境の改善に直結する厚生労働省の助成金の代理申請は、社労士の独占業務です。 経営者や労務管理担当者が自ら申請を行うことも可能ですが、助成金申請には専門知識が必要かつ、失敗すると受給ができないこともあり得ます。今回は、社... -
役員報酬と給与の違いとは?
役員報酬と給与の違いを解説。税法上の差異や支払額の決定方法、手当の有無、損金算入条件を詳しく説明します。 Q. 最近給与計算担当になった者ですが、役員報酬と従業員に支払う給与の違いがまだよく理解できておりません。税法上の取り扱いが異なる... -
業務災害の認定要件である業務遂行性と業務起因性とは?
労働者が仕事中にケガをした場合、そのケガが労災保険の対象となるには、特定の要件が必要です。この要件の中でも特に重要なのが、「業務遂行性」と「業務起因性」です。これらについて詳しく説明します。 Q. 会社で業務中にケガをした場合に労災保険... -
中小事業主等が労災保険に特別加入するメリット・デメリット
Q. 私は従業員が30名程度の建設会社の事業主なのですが、小さな会社であるため、事業主としての業務がない限りは、従業員と同様に現場で作業を行っています。事業主という立場上、業務中にケガをしても労災保険は適用されませんので、現在の状況を考... -
採用者の標準報酬月額(報酬月額)の対象となる報酬とは?
入社時の社会保険料の取り方にはルールがあります。基本的には、基本給・すべての手当を入れるべきです。忘れがちになるのは、非課税通勤費・残業代見込み・処遇改善加算などがあります。 採用者の標準報酬月額は、年金事務所へ届け出る「被保険者資格取得...