「採用」のために、労働時間と年間休日数を再構築する
「人が足りないんだ。」
毎日、聞かない日はありません。
看護師、保育士、介護士、整備士などなど、有資格者の採用は特に厳しいようです。
有資格者でなくても、飲食、宿泊、ドライバーなど、慢性的に人が不足している産業は山のようにあります。
2024年1月16日の日経新聞によると、九州沖縄の100社の企業のうちの9割が、新卒給与をアップし、人材確保のために人件費引き上げに動いているそうです。
中小企業でもやれることはたくさんあります。
その一つが、休日数の増加です。
営業日=売上となり、営業日を減らすことは、
実質的な賃金の引き上げになります。
でも、それをやらないと、
「採用で戦えない」
と、 おっしゃる経営者は山のようにいます。
…今の若者は、給与より、休日数を重視する傾向にありますので、
その通りだと思います。
休みを減らすことは、カレンダーを変えればいいことですから、簡単にできます。
でも人は不足しているの訳ですから、
1日の所定労働時間をどうするのか、
このまま短いままでいいのか、
それとも、1日の所定労働時間を延ばして、
1週40時間を維持するのか、
悩みどころです。
残業代不払のリスクは年々高まっていますので、
各企業ごとに、冷静な判断が必要だと思います。
私の周囲では、インフルエンザや咳風邪にかかったという方が続出です。
とても流行しているようです。
温かいと思っていたら、急に寒くなったり、 体調を崩さないように、ご自愛ください。
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